V6のライブで私に起こったとてもいいこと

感動のオーラスから1ヶ月経った。早いなぁ。残すところ、今年もあと1ヶ月。

私のライブの時に起こったことを書いておきたい。ああ、忘れてしまいそう。

 

あーいうぉんちゅーちぇーんざわーー♪

それはテープがシュパッと飛んだときだった。みんなテープに向かって手を伸ばす。

私は始まる前に相方に、高いところで何本かゲットしてね、と頼んでおいた。    その日の2階席で見ているリア友にあげたかったからだ。が、発射口に近すぎて、とれたのは1本。

私の手にも1本!!と掴んだ瞬間、隣の人がバランスを崩して倒れてきた。おっ、と抱き留めて助け起こした彼女の手に握られていたのは、私が掴んだテープのもう片端。 ハッと一瞬考えたが、相方が1本取っていたのを見ていたので、いいや、すまん、許せ、リア友よ、と心の中で拝んで手を放した。

「いいんですか?」

「いいですよー」と言うやりとりの後、気持ちをV6に向ける。その間、何秒だっただろう。一瞬だったと思う。

 

それからテープのことは忘れるように努めた。そうこうしていたら、私の列の左側、テープの彼女のいた方がざわざわっとした。ん?とみると、その彼女からテープの束が回ってきたのだ。ん?とみると、彼女が「どうぞ」えええええ!と思いながら1本取って相方は取らずにまた右に回す。お礼を言ったかどうかももう覚えていない。やってあげたとか、そんな感じでもなく、何事もなかったように場は静まった。ありがたい。これでリア友ちゃんにお土産ができた!

 

別の会場では、2階席の上の方に警備のお兄さんがテープの束を持ってきた。私は後ろの方だったけど、前列の人は大喜びしていた。いやーなんですか、これは。

 

今まで、テープが発射されるライブに行ったことはある。私もそうだが、幸運にもゲットできた人たちは大事そうに抱えて帰っていた。

V6のライブは、テープ取れなかった人に分けるんだって、と聞いたのは、ファンになってからだ。

そうだよ。たくさんあっても仕方ないんだから分ければよかったのよ。なんで気がつかなかったんだろう。

退場するときに見たら、客席には1本もテープは落ちていなかった。

他のアーティストのライブで、そこに落ちてるテープを取ってくれと警備さんに頼んだけど断られた、というのも見た。1人にそんなことすると収拾がつかなくなるというのもわかる。これはファンを見切ったか。

 

この日、もう一つ、ハートの落下物があった。ヒラヒラヒラヒラ。アリーナだけでなくスタンド1階にも。うわぁ。スタンドに向けてってすごいなぁ。ただ、これは触れることもできなかった。テープを手にしただけでもよしとしよう。

 

幸せをいっぱいもらっての帰り道、原宿口の混雑を横目に渋谷口の方へ歩く。

あーだったね、こーだったね、と話ながら歩いていると、前を歩く人から何か落ちていく。

ふわふわふわふわふわ。

拾ってみると、あの憧れのハートちゃん!

わー初めて触った〜と思ったが、ハッと我に返り、落とし主が帰って鞄を見て、ない!!というところまで一瞬で浮かぶ映像。

走って肩を叩き、「落としましたよ」と渡すと、「あっ、ありがとうございます!」と喜んでくれた。

あーよかったなー、なんかいいことしたよね、そのうちいいことあるかなぁ、と出待ちのあたりまでさしかかると、後ろから声を掛けられた。

「あの、ハートとれました?」ん??さっきのハートのお姉さん。

「あっ、いいえ(にっこり)」

「まだあるんでよかったら。ほら、おかあさん」と彼女のお母さんの鞄からハートが差し出される。

「!!!いいんですか??」

「いいんです(にっこり)」

「ありがとうございます!!」

いいことあった!すぐあった!!

 

それからは、いやーすごくない?すごいよね!なにぶいのファンって。どこまで人間できてんの。盛りあがったのはいうまでもない。

 

そして、11月1日に繋がっていく。

TwitterFacebookやいろんなSNSで拡がって少しずつ、好意は拡がっていって、それが当たり前になってくる。わけられる幸せは分け合う。だって、みんなV6が大好きだから。

母数が大きくなると、一定数いる困ったちゃんが増えるのは致し方ない。嵐さんのファンが競争みたいになってしまうのはそういうのもあるのかなぁ。相手を人として認識すると、そうそう無茶はできないもの。適度な距離と人数というのは大事なのかもしれない。

 

V6オーラスと嵐さん

そろそろ落ち着いてきたみたいなのでまた書くかな。

思っていることを書くというのは思いの外すっきりする。

一度吐き出すと、気がついたら考えているなんてことが少なくなる気もする。

V6エントリーでは、たくさんの方に読んで頂いたようでびっくり。いろんな意見があるからきっと違うって思う人もいるだろうなぁ。お手柔らかにお願いします〜

でもまあこれは単純にあの日の様子を知りたかっただけのアクセスだとわかってますよ。

 

ところで、オーラスに嵐さん。噂が流れたときはかなり物議を醸した。

私の結論から言うと、あれでよかったと思っている。もちろん、嵐のうちわをもってV6オーラスに入るようなトンデモちゃんは論外である。言及するに値しない。

 

まず、嵐さんがぶいさんたちを大好きだということ。

20周年をお祝いしたいと思っていたということ。

ここにツッコむところはない。何の問題もない。

松潤が気にしていた、V6とファンの大事な時間に嵐が入っていいのか、というのがこの問題のポイントだろう。

 

嵐はダメでTOKIOはいい?じゃあ、JUMPは?それも変な話だ。

お祝いだもの、今まで後輩や先輩が来てくれていたのにV6の時はナシとか。

いやいや、確かに20周年AnniversaryはV6とファンのもの。

だけど、嵐だってV6チルドレンだし、TOKIOだってほぼほぼ同期の桜で肩組みたいだろうし、ぶいさんたちだって来てくれたらうれしいと思ってたと思う。

 

嵐さんがV6のステージにあがれば、翌日のニュースは嵐さん一色になるのはだれでも予想できた。ファンが一番危惧したところでもあった。

嵐さんがビッグネームであることは彼らのせいではない。推定180万人のFCの人数。V6の28万人は嵐の膝くらいまではいけるかな。イノッチが「いいんじゃね?」くらいのノリでOKをだしても、松潤はそれに乗っかるわけにはいかなかった。大好きな先輩の晴れのステージを台無しにするようなまねはできない。でも、お祝いしたい。悩んだ末、ライブの流れの中での登場するタイミングは、アンコールのTAKE ME HIGHER

 

あとは日程だ。

 

オーラス登場の噂の中、私も新潟がいいんじゃないかな、とか、名古屋?百歩譲って代々木の土曜日とか?なんて考えていた。だって、地方、盛りあがるじゃん。いっつも東京ばっかりだし。結局、代々木は連日誰かがロイヤルボックスに座っていたし。

オーラス以外に嵐登場。いいんじゃない?

でも、もしそんなことになっていたら、と思うと今でもゾッとする。オーラス翌日のWS、新聞、ニュースはまだ記憶に新しい。

 

【V6のオーラスに嵐がバックダンサーでついた!!なんて豪華な!!】

 

ほぼ全てのメディアでとりあげられ、話題にされた。全国放送、ローカル放送共にである。

11月1日はデビュー記念日。外で記者会見、そしてツアー最終日の流れ。

ここで20周年の締めくくりを大きく取り上げてもらわなければならないのだ。

別の日に嵐が登場して、「豪華!」と取り上げられたV6のステージ、再び大きなインパクトを持って扱われるだろうか。

 

答えは否である。たぶん、ベタ記事、囲み記事でツアー最終日がつつましく出るくらいだ。

そんなことになってはならない。まだ解散してないの?とか、まだいたの?とか思っていやがるV6に興味がない人でも、1回は目にするくらいの勢いで露出し、20年目に突入しなくてはならないのである。飛ぶ鳥を落とす勢いの嵐を後ろに従えて、だ。

そのためのダシになるくらい、嵐さんが喜んで承諾したのは想像に難くない。いや、きっと邪魔だけはしたくないと思っていたはずだから、役に立つならうれしいよね。果たして、結果は目にしたとおりになった。

 

ジャニーズ事務所というところは、鉄の要塞でタレントを守っていると思う。

タレントが一番。ファンは二番。チャンスを与え、協力し、教え、導き、守る。ネットでの悪用を考えてなのか、今となってはもうよくわからないが、ネットに画像を載せることを頑なに拒否する。センターにいるべき人の画像がない。或いは、グレースケールになっている。それはもう滑稽なほどだ。

イマドキ、ネットでライブの申込みができないとか時代遅れ感はあるが、アナログで面倒なくらい、高くはないけどたくさんのハードルを作らないと、あの人数を捌いていくのは大変だと思う。ファンの間で大きな事件が起こると、そのタレントの活動も制限されかねない。

デビューして間もないのにドーム公演ができたりするのも事務所が育てる気満々だからだ。まぁ、本人たちはジュニアの頃から場数を踏んでるからなのかな。そのへんはよくわからないです、すみません。

そんな甘いもんじゃないのよ、あの事務所は!という話をされたこともあるが、あくまでも私の中の比較対象がある中での話なのでそこはご了承願いたい。

 

どんなに力があるタレントやアーティストでも、経営を考えなければならなくなると行き詰まる。自分が売れないと事務所が傾くとなると、意に沿わない仕事もしなればならないし、本来なら制作活動に向けられるべきエネルギーが削がれていく。本末転倒だ。

 

ジャニーズ事務所で守られていることを自覚できているタレントは、多少の勘違いもしながら、自分を律し、先を見据え、自分を磨き、道を探す。外の世界に出て行き、力をつける。道中いろいろありながら、20年そうしてきたのがV6だ。

 

Anniversaryの花道を考えたときに、世間的な一番のインパクトは嵐さんのオーラス登場。

何が起こっても翌日は公演はない。どんなことでも思いっきりできる。音漏れもそのひとつだったかもしれない。計算し尽くされている。見事だ。

 

ライブから10日以上経った今、あの日のライブの様子が掲載された雑誌が続々発売されている。紙面を見るだけで、同じ会場にいたような錯覚に陥ってしまう。よかった。本当によかった。メンバーの顔を見ると泣けてしまうなんて、アタシも相当焼きがまわったわ!なんて時代劇か。

 

嵐さん目当てにあの会場に入った人は、あの圧倒的なクオリティと、嵐さんでは考えられない想像を絶する近さに何を思ったのだろう。

少しでも楽しかったなーと思ってくれたらいいな。嵐さん目当てにうっかりWOWOW*1とか見ちゃって、虜になっちゃえばいい。

あ、言及しないとかいってたのに〜

 

*1:12/6 20:30 WOWOWにて V6〜SINCE1995 FOREVER 最終公演が放映予定

音漏れ事件〜愛の形

なんとなくV6の音漏れ事件にについて考えてしまった。是非ではないし、想像の域も超えないが、書き留めてみたい。

 
私はどうだったんだろう?とふと思ったのがキッカケだ。少なくとも、怒ってはいない。かといって、嬉しくもない。羨ましい?うーん、全く羨ましくないとは言わないが、なんか違う気が。妄想得意だもんで、それぞれの立場に身を置いてみた。
 
チケットない場合。
 
特に、遠征組の悔しさは想像に難くない。チケットないのに遠征してる時点でかなりだ。ちゃんとルールを守ってホテルに帰る。食事に行く。映画を観る。カラオケでV6!って人もいたかもしれない。
 
音漏れ容認されていたと知った時のショック。
 
これは引きずる。引きずるな。なんで!って思うわ、それは。恨みごとのひと言でも言いたくなるわ。根本に、ぶいさんたちの意向に沿ったのに!って思うし。怒りも哀しみもあると思う。私なら間違いなく相方に八つ当たりする。
 
遠方の人は、なんで代々木だけ?って思うよね。ガイシだってできたじゃんとかマリンメッセもできないかな、立地しか知らないけど。
 
100歩譲って記者会見は仕方ないにしても、音漏れ聴けるとかズルいと思うよね。やっぱり代々木の特別感が倍増するだけというか。東京だから仕方ないと諦めちゃうけど。
 
なんにせよ、今回はライブの本数少なすぎた。場所も少なすぎた。九州まとめて1本とかないわー。北海道怒るわー。地方の飢餓感はさらに増したんじゃないかなあ。今度はもっと増やして欲しいと思う。てか、岡田くん忙しすぎ。
 
私はルールはちゃんと守る、と帰った人行かなかった人。
これも辛いなあ。なんで?と思うなあ。ちゃんと言うこと聞いてたのにこの仕打ち?って。
残れたのに、だっていけないことでしょ?って小一時間問い詰めたいよね。誰を、誰かをだ。なんで残んなかった!って自分に説教。
 
ライブに行けた場合。
 
代々木は体育館なので、通常のアリーナやホールのような中ドアがない。中に入ると暗幕が掛けてある場合が多い。ドアが開けられた時、音はどうなるのか。さすがにそこまで考えてPAのプランは立てられてないと思うから、開けたら著しく音質が変わる場合、やっぱりドアは開けられなかったんじゃないかな。その辺は全くわからないけれど。昔に比べると音もずいぶん良くなったと思う。
 
いずれにしろ、ドアが開いてるとか閉まってるとか、音の違いで気にする人やわかった人はいないと思うなあ、さすがに。テンション上がってるし、メンバーみるのに必死だと思うしね。わかってたらすごい。尊敬します。
 
担当っていうのは自分の担当の人しかみないんだそうだ。私は近くに来た人を愛でる派なので、担当を追う前列の人と向かい合うのが正直困惑した。長いライブ参加人生で初めての経験だった。とすれば、ずっと追っていた担当の人がいなくなったらどう思うだろう。今回の場合は、外に走って行った岡田くんだ。
 
私だったらまず心配する。
ステージから落ちたか。具合が悪くなったか。ケガでもしたか。マイクの調子が悪いのか。悪いことしか浮かばない。武闘派だって不死身ではない。
 
そしてやっと戻ってきたらあろうことか「外行ってきた」
 
は?外?ってなるか。この時点で既に音漏れ組がいることは知っていたようだから、そこに行ったのはわかったと思うけど、まず無事で良かったと思うな。それから、戻ってきたからいいや、と。
でも、長い強いファンそうじゃないのかもしれない。全ステするような強いファンは、リアルで何かを犠牲にしている。だってそうでもしないと時間もお金も足りなすぎる。それか、大富豪のお嬢様か。
そういう人たちは、一瞬でも担当が消えることをどう思うのだろう。怒るかな。ちょっとくらいいいじゃん、と思う淡白な私だけど、理解できないこともない。
そこにお金払ってるのに、が出てきちゃうとお下品だわ、と密かに思うけど。
 
そして、音漏れ組。
 
音漏れ組は、最初から狙っていたわけではないと思う。
ただそばにいたかった。同じ時間を過ごしたかった。ただそれだけだったはず。
ルールだって知ってたと思う。でも、ドアを開けられてそれを蹴って帰れる人がどれだけいるだろう?
寒かったと思うし、お尻も痛かったと思う。
でも、今回のことはそこにいられなかった、そして中にも入れなかった人がもっとたくさんいて、その人たちもこの状況の後押しをしてくれたんだ、と思ってくれたら嬉しい。
表参道歩いてたら健くんがいた!くらいなもんですよ。
幸せになった分、誰かに優しくしてあげてほしいと思う。次のライブでも。誰かの舞台でも。
 
そして、V6。
彼らにしてみたら会場の中も外も遠くにいるファンも新規のファンもみんな大事で上とか下とかないんだよね。
彼らは、記者会見の時の人の絨毯を見た。
その様子もスタッフから聞いたかもしれない。中から見てたかもしれない。
そしてライブ中に知った外にまだ人がいるという事実。驚いたと思う。
出来る限りの事をしたい、というのはWOWOWという形になっだけれど、その時もそう思ってもおかしくはない。
そして体力余りある末っ子が飛び出した。警備とかステージに穴あけるとかまるっと抜け落ちて、ただ走った。
 
今回、行動することは大切なんだという事例をいっぱい見聞きした。
自分が目立とうとか自分だけのためにではなく、V6が大好きでV6のために。
それは紛うことなく愛だ。
タイミングが少し違って明暗分かれたとしても、みんな愛に動かされてここまできた。
 
私は、前回、怒っている人たちを淋しいと書いた。逆の立場だったらどうなのか、とも書いた。
でも、そんな単純なことじゃなかった。
人を愛するということは楽しいことばかりじゃない。自分の醜いところがみえてしまうし、ハートブレイクなこともいっぱいある。でも、それでも愛しちゃうんだよね。リアルに抱きしめてくれることはなくても、彼らからの愛は感じるから。そうでしょ?
 
このオトシマエは、もう事務所とエイベックスに頑張ってもらって、全MCとプロペラ、セクシー略奪、ああもうみんなぶっこんだハートフルなDVDを作ってもらうしかない!と断言して、妄想を終わりたいと思います。
 
みんな幸せになりたいもんね。

追記
あれからWSや、今日(11/08)になってもオーラスの様子が流れてますね〜。
これだけみちゃうとさ、オーラス入れた人はスペシャルだらけだったんだから文句いってたらバチが当たるぜって思う私です、はい。
 

「悪いのはV6です」

その時、井ノ原くんは確かにそう言った。

 
20周年のライブツアー千秋楽。
これ以上ないくらいな見事な秋晴れ。
その日のチケットは持っていなかった。でも、代々木に行かなくちゃ。
何しに?
ほら、代々木ではリボン*1書いてないし。
最後の風景を焼き付けたいし。なんだったらNHKでイベントやってるし。
なんでもいいのよ、行きたいの。
 
やはり頭にあったのは、10周年の時の代々木第一体育館
人で埋め尽くされた屋外での記者会見。
歩道橋まで人でいっぱい。その中を歩くV6。
その映像は脳内で繰り返しリピートされる。
 
こんなあるかどうかわからない脳内願望のために遠くの友人を引っ張っていくのも憚られ、いかんせん泥をかぶったのは相方*2になった。
 
到着した時はすでに人でいっぱいだった。このあとさらにパンパンになる。改めていうが、なんの告知もされていない。たぶんみんな自分の脳内願望だけでやってきた。
翌日の新聞によるとその数2万だったそうだ。
 
おお、同志! 
 
この人数が、係りの人の指示どおりに動く。口ではぶちぶちいいながらも、だ。
写真は撮ってはいけない。録音もしてはいけない。SNSにあげてはいけない。場所を移動しないで。水分はとって自己管理して。
この時点でV6が来ます、という話は一切されていない。いわゆる暗黙の了解。
 
果たして、V6は現れた。歩きながらゆっくり手を振ってくれ、記者会見をし、またゆっくり戻っていった。
 
立ちゾーンだった私の場所は、V6が来た時こそ若干詰めぎみになりはした。なりはしたが駆け寄る人も、大声を上げる人も、騒ぐ人もいない。
会見場所は遠い。目視で確認できるけれど。
と、突然前にいた女の子が振り向いて「見えますか?」
驚いた。見えます、と答えながらみると、彼女は若干背が高かった。なんという心遣い。自分も見えるかどうかなのに後ろの人を思いやれるなんて。優しくされると優しくなる。何かしたあげたくなる。最強オペラグラスを持ってきていたことを思い出し、彼女に貸してあげる。最初は遠慮していたが、見える!と喜んでくれた。バードウォッチング用なので、明るくクッキリ見えるのだ。
 
そんな感じで見守っていた時、会見中の井ノ原くんはこう言った。
 
「皆さん、V6といいます。こんにちは。ご迷惑おかけしてごめんなさい。この人たちは悪くないんです。悪いのはV6です。うるさくしてごめんなさい。いいマンションですね。こんにちは」
 
なんとなくこんな感じのことを、道行く人、住んでる人、おそらくV6には全く関係ないであろう人に向けて。
 
 
「悪いのはV6です」
 
 
20周年のライブツアー千秋楽の記者会見だ。
頑張ったよーどうだー!と胸を張っていい場所だ。なのに。
どーだ!より、謙虚に感謝を口にする彼らは成熟した大人だった。それをみていたファンも本当に大人だった。20周年でバック転の話も忘れてあげた。
 
彼らが去ったあと、誰も動かない。指示に従って移動してくれというアナウンスがあったからだ。事故など起こしてV6からの信頼を裏切ってはいけない。私のいたところに指示の声は聞こえなかったが、上の段の人たちが動き出したのをみて少しずつ自然に人の塊は解けていった。
 
昔からこんなにしっかりしていたわけではないだろう。
デビュー当時はやんちゃだったという話しもよく聞く。V6も、ファンも。
20年の間、鍛えられ、成長し、いまこの日がある。
相方は、真ん中ほどにいたのだが自分がいると後ろが見えなくなると思ってその場を外れ、代々木公園側の道路向こうからみていたそうだ。そこにもファンはたくさんいたのだが、誰も写真を撮っていなかったのには驚いた、と言っていた。
 
ファンの質というのはその対象であるアーティストの質とイコールだと私は思っている。彼らがファンを育て、ファンが彼らを育てる。ファンがいろいろ問題を起こすのはアーティストにも問題がある。きちんと、それはよくないといえば、心あるファンはちゃんと言うことをきく。大好きな人の気持ちに添いたいのは当たり前の話だ。目の前に彼らがいなくても心の中でちゃんとブレーキはかかる。
 
いやいや、V6のファンはマナーがいいっていっても、そんなことなかった、あんなことがあった、このツアーでもひどかった、というのもみた。あなたの周りはそうだったのだろう。私はわからないからそれは否定しない。でも、私にはこの記者会見を含め、信じられないような出来事がいくつもあった。温かい、うれしいことだった。それも事実だ。ライブの後はゴミが落ちていないという他のアーティストのライブも長いことみてきたが、そんな想いを感じたことは1回もなかった。だからああなったのかもしれない、と今なら思うがそれはまた書く機会があれば。
 
 そして、音漏れ事件
代々木第1体育館は公園や森、事務所などに囲まれていて騒音問題は起きにくい。1万人くらい余裕だ。夜にそんな大人数で、とも思われるがそこは渋谷だ。名古屋のガイシホールも騒音ということだけを取り上げれば問題ないように思う。

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でも、それは代々木でだけ起こった。なぜか。

オーラスであること。デビュー地代々木であること。

そして、なによりもその日1日のファンの行動だったのではないかと思う。

なんにもないかもしれないのに集まった2万人。

指示に従い、おとなしく待った2時間ほど。

そして、公演が始まっても外でおとなしく同じ時間を過ごしていた1万人。

 

心を動かされると、時にマナーとか、常識とか、身の危険とか、関係なくなることがある。

あの日がそうだったのではないだろうか。

それが、スタッフのドア開け音漏れに始まり、岡田くんの「外いってきたよタオル投げ事件」に繋がった。岡田くん、後で怒られたかもしれないよ?わかんないけど。

 

でも、うれしかった。ただうれしかったのだ。V6もスタッフも。

 

本当は全員中に入れたかった。でもできなかった。それでも、こうしてお祝いしてくれる。みんなの気持ちがひとつになって本来なら起こりえないことが起こった。ただそれだけである。私はそう思っている。だから東京ドームでやればいいのに、というお花畑は、おととい来やがんなさい。

 

だから、マナーを守った方がバカみたいだとか、お金払ってみているのになんで外なんて、というのは本当に淋しい。もし、自分が思いも掛けないラッキーに恵まれても同じことを思うのだろうか。V6側はちゃんと理由があってやったこと。本当の理由は知るよしもないが、湧き上がる負の気持ちは自分との戦いだ。悔しい気持ちはわかるが、言の葉は自分に還ってくるよ。

 

そんな感じでほこほこしていたら、頼まれたグラスホッパーの舞台挨拶が当たってしまった!マジか〜いいことあるなぁ。生田斗真みたかったなぁ〜とちょっと思ったけど、そこは長く応援してる依頼人に素直に渡した。

 

ほら、情けは人のためならずだもんね。

 

 

 

 
 
 

*1:今回のツアーではV6に内緒で紙の紅白のリボンに各会場ファンがメッセージを書いた

*2:ダンナ。V6にハマっているおじさん

V6〜SINCE1995 〜FOREVER-ライブ雑感

何十年もの間、いろいろなLIVEに行ってきた。

同じツアーに何回も行ったこともあれば、遠征したこともある。

 

ジャニーズのちゃんとしたライブは初めて。だもんで、いろいろご異論はあろうが許して頂きたい。今後精進してまいります。

 

DVDで嵐の国立競技場とかはみてた。V6もDVDではみてた。

 

そして、今回の20thAnniversaryの今回。

センターステージから四方に伸びる道の先にメインステージ、それをつなぐ外周の道。

各ステージでリフトアップダウンされるしかけ、メインステージ奥からメンバーが出てくるときの大きなジャングルジムのようなしかけ。そして照明。

大がかりなモノはそれくらいだ。炎が出たりテープが飛んだりはするが、基本的に6人だけの歌とダンスとMCで構成されている。

ジャニーズには定番のjr.がバックで踊ることもなければ、基本6人以外がステージにあがることもない。

これ以上ないくらいシンプルな構成は、6人の力の凄まじさを感じさせる。

 

ツアーというが、毎日本数こなしていくモノではなく、全員別の仕事をこなしながら1週間おき、2週間おき、ぽつんぽつんと行われるのだ。何十本のツアーで本数すすめていくにつれ、やっと体に染み込んできた、とか、馴染んできた、とかいうライブをずっと見てきた私は、このスケジュールで大丈夫なのかな、正直どうなんだろ、と思っていた。

 

ライブと一言でいってもいろいろある。正確にCDに近い音源を提供するというのもあるだろうし、歌唱力や演奏でオーディエンスを圧倒するというのもある。MCで惹きつけるというのもある。どれも魅力的だし心躍らせる。

 

V6はどうだろう。

今回の構成は、オープニング〜客席スタンディングのままのMC〜中盤〜座らせてのMC

〜後半〜アンコール〜ダブル〜(トリプル)だ。

20周年のAnniversaryということもあって、全シングルを怒濤のように放出する。20年間の集大成とあって、メンバー本人も振りを忘れているものもあったそうだが、デビュー当時の元気いっぱいな弾むようなダンスから、ここ何年かの静かだけどリズムも振付も複雑化したダンスまで そのペースは落ちることはない。MC30分、残り2時間半というところか。

V6は歌も上手い。全く違う6つの音色は、1つになったときにえもいわれぬハーモニーを醸し出す。どよめきが起こったのは、君君*1のアカペラだ。

 

V6ですかー、腹立つくらい歌上手いですよね、と職場の38才♂に言わしめた坂本くんの歌唱力は誤解を恐れずいわせてもらえば、ジャニーズにしとくのはもったいないくらいだ。いろいろな歌声を使い分ける。声ではない、歌声を使い分けるのだ(大事なことなので2回いいました)

MCのイノッチと思われがちで実際そうだが、彼の歌唱力も群を抜いている。この2人の歌を聴かずして、ジャニーズ歌下手くそとかいうんじゃねえよ、ってことだ。イノッチの泣きの歌声は何時間でも聴いていられる。

岡田くんは音をはずさないということを上手いというのであれば、上手い。V6の低音部を支えるのは彼だが、高音になるととたんに甘くなる。この辺はゴスペラーズ北山陽一氏と重なる部分が多いがそれはまた別の機会に。

剛くんの音は誰にも出せない。輪郭をくっきり縁取って、色鉛筆で薄くパステルトーンを塗ったような。私は彼の鼻にかかったような〈あー〉が好き。

健くんの、〈どこを切っても三宅健〉という揺るぎない声は、V6の歌の真ん中を支えている。彼が芯になって、メンバーのファルセットやシャウト、ウィスパーが多彩な彩りを添える。そして、この2人がラップに回ると最強だ。バツグンの安定感とリズム感は他の追随を許さない。嵐の櫻井くんのラップとは質が違う。櫻井くんは言葉だが、彼らは音だ。

長野くんの声は幅の広い倍音で、ソロを取ると他のメンバーと比べると声量がなく弱い感じがする。歌いながら音色が変わるのは彼だけだろう。突出して強い声ではない分、多彩な音色がぶつからないようにオブラートに包むような優しい音で全ての声をまとめる。

 

最初のMCは、たったままイノッチのリードで客席の年代別性別点呼を取る。これでメンバーと客席との1本だったラインが、オーディエンス同士の横のラインも浮かび上がる。子どもたち、男性、スタッフ、10代から80代までの点呼は、客席そのものも一体化してしまう。2回目のMCは客席を座らせてイノッチが回していくが、新しいアルバム、番宣、物販など必要伝達事項の他は、毎回変わる。いついっても同じことを話すアーティストも多い中、これには驚かされた。イノッチがメンバーに振りながら、笑いを引き出していく。イノッチと一緒に引っ張っていくのは健くんだ。自称、根はおばちゃん2人の回すMCは緩急織り交ぜて楽しい。メンバーもいつ何が飛んでくるかわからない。このMCの間、坂本くんや長野くんは楽しみながら身体を休める時間になっている。写真を使うところもあったから、イノッチは毎回MC小道具の打ち合わせも必要なことがわかる。剛くんが通販で買ったもののクレームを最終的には健くんが引き継いだ、という話は面白かった。イノッチが、オマエ買ってねーだろ!と何度も突っ込んでいた。

 

そして、私がなによりも感じたのは、彼らはアイドルだということだ。

普通のミュージシャンの場合、歌わなきゃ、プレイしなきゃ、ただのおじさんおばさんおにーさんおねーさんだ。彼らはそうではない。そこに存在するだけで、なにもしなくたって人々の心を掴んでしまう。彼らもそれをわかっていて、できるだけ客席近くにいこうとしてくれる。

横浜では、あろうことか岡田くんが2階スタンド席に現れた。1階席だった健くんがもみくちゃになって大変だったと聞けば、どれだけ危険が伴うかわかる。他の会場ではスタンドトロッコといって2階席の高さのトロッコに乗って会場を回った。下の方でごちゃごちゃやっているのではなく、目の前に来てくれるのだ。これがどこの席も神席といわれる所以だ。よく、ステージの上から、後ろの方までみてるよーとかいわれるが、正直、ほんとかよ、と思う。まぁ、黒い塊として見えるは見えるから嘘ではないのだが。今回はなかったが代々木のVロードや各会場のスタンドトロッコ、ドームとか大きいところじゃないからできるんでしょ、ともいえる。が、今回、オーラスの代々木は、東京ドームでできるくらいの応募があったそうだ。私も含めて、多くの人がチケットをとることができなかった。でも、それでも彼らは敢えて代々木を選び、聖地を選び、ファンの近くにいくことを選んだ。そして、それを救済するためにジャニーズ初のWOWOW中継、外での記者会見となるわけだ。

 

話がそれたが、会場中を歩きながら、メッセージのうちわを読みながら、ファンサービスという名で、目線を合わせ、ピースをし、手を振って、ハイタッチまでする。通路に落ちたテープを拾って渡し、子どもの頭をなでる。だいたいステージの上の人が客席をみるとき、個人というより客席全体をひとりのオーディエンスとしてみていて、アリーナ前列にいてアーティストと目が合ったと思ってもみられている感じがしたことはあまりない。が、彼らはちゃんとひとりひとりみていくのだ。健くんと目が合った、というより、みられた!と思ったのはそのあたりだ。だから、みてもらえないのもよくわかる。一列前をみているな、とか頭越しだな、とか、私でもわかるくらいだからVコン歴の長い人はもっとわかるだろう。

 

このアイドルアイドルしたパートとキレキレなダンスと歌のアーティストパート。MCのお笑いパートも含めれば、もう満足するしかないだろう。そして、思い出したように書くが、みんなイケメン(笑)

そして、もうちょっと足りないなぁくらいな絶妙な引き際でライブは終わる。

 

V6どうだった?と良くきかれる今日この頃だけど、一言で言うと「楽しかった!」コレに尽きる。たくさん笑ったし、歌ったし、惚れ惚れしたし、踊った(つもり)だし。

イノッチの最後の挨拶、「これからみんな現実に戻って大変だけど、今日のことを思い出していつも笑顔でいよう」そういうことだ。

 

岡田くんはみるたびデカクなっていて堂上教官*2も、深町さん*3ですら存在していなかったし、剛くんはこの人が殺人鬼*4とか絶対信じられないし、踊るイノッチはあさイチのMCではなかったし、坂本くんの手の先にフライパンは見えなかったし、長野くんのロイヤルスマイルには畑で汗する姿は想像できなかったし、健くんは奇跡のおじさんだった。

 

どんな仕事をしていても、きっとベースはここなんだろうな、20年掛けて培ってきたモノはここにあるんだろうな、と感じられた。次のライブはいつかわからないが、楽しみで仕方がない。それまで生きていよう!と強く思えた。人生折り返し点を過ぎて、新しい目標ができて、ただただありがたいばかりである。

 

 

*1:君が思い出す僕は君を愛しているだろうか

*2:2015年公開中の図書館戦争

*3:2016年公開予定のエベレスト神々の山嶺

*4:2016年公開予定ヒメアノール

制作開放席

V6の20thAnniversaryも最終コーナーを回り東京・代々木を残すのみとなった。

今日は制作開放席のメールがきているらしい。

代々木に申し込んで落ちた人の中から抽選で送られるこのメール、あなたには制作開放席に座ることができるかもしれないんで座りたいなら申し込んでねもしかしたら当たるかもしれないから、という蜘蛛の糸である。

 

横浜公演のとき、我が家にもやってきた。

9月19日から始まる横浜公演、コンサート事務局からご案内が来たのが14日の正午。

翌日より希望日に申込みできて、当選の場合は指定のクレジットカード引き落とし。

FC価格の8200円で手数料は340円。1人2枚まで。席が離れる可能性有り。

当選結果はライブ前日の18日夜。

メルアドはjohnnys'netに登録しているアドレスだ。

 

翌日。

申込みURLをクリックするとアプリからの申込み画面が立ち上がる。

申込み資格のある会員番号以外ははじかれる。

希望日も選べる。同行者はFC会員でなくてもOK。

ただし。申し込んだ名義以外の人は入れない。

多名義所有で、自分以外の名義で当選したとしても、自分が入るためには当選名義本人が必要になるのだ。

今回、相方にも開放メールが来ていて、代表者と同行者を入れ替えて違う日に申し込めるのか事務局に問い合わせたら、不可の返事が来た。

もったいないが1本は涙を呑んで捨てる。

 

申し込むと完了メールがくる。

やることはひとまず終わり。

悶々と日々を過ごすことになる。

 

結果発表日のVみくじは、イノッチの凶!

ひぇぇぇぇ(>o<)

 

結果がきたのが18日20:25!

V6【横浜公演】制作開放席の当選結果をご確認ください。

というMMS。

と同時にアプリから当選結果をみることができた。

会員番号と代表者氏名、同行者氏名が明記されていて、代表者は会員証、両名とも本人確認書類を必ず持ってくることが記されていた。

なにしろ、前日の夜である。バタバタと支度をして、忘れ物チェック!

翌日のライブに備えるも、もう気持ちはふわふわ〜〜うちわはムリ!

 

ライブ当日のVみくじは、健ちゃんの凶!なんでやねん(>o<)

 

チケットの引換は確か17:00に引換窓口へ集合。

開放席だけでなく、ハガキを持っている人や、書類を持っている人や、いろんな人がいるんだな、と思わせられる列ができていた。

早い者勝ちだから走らなければ!という未確認情報を掴んでいた(?)私たちは若干焦ったが、もともとなかったと思えば、、と気持ちを落ち着ける。

窓口で、両名の会員証、免許証、当選画面のiPhoneを提示。

窓口のキレイなお姉さんが念入りにチェックし、会員番号の付箋のついたチケットを渡してくれた。走ることは全くなかった。

そして、そのまま入場。ここで誰かとすり替わることは不可能である。

 

その入り口で、Vみくじを受け取った。剛健最強♡

 

横浜アリーナの機材開放席は3階スタンド東だった。

高い。高いけどメインステージほぼ真横。アリーナ後方は遠いけど、いいんじゃね?

周りは昔の若い人が多い感じがした。感じがしただけだから正確なところはわからない。

 

ライブが始まってぶいさんたちが出てくる。歌う。踊る。ち、ち、近いっっっ!

メインステージはオペラグラスはまったくいらない。

横からフォーメーションを、ダンスをみる、という希有な体験だった。

幕裏のセットに乗り降りするぶいさんたちが見える。

スタッフさんが押しているのもわかる。

ただし、スクリーンで何が起こっているかは全然わからなかった。

セットリストをみて、39symphonyってなんだろ?と思っていたくらいだ。

 

横浜は、スタンドにぶいさんたちが出てきてくれた。

岡田くんが、私たちのいるところへ近づいてきて、手を伸ばせば届くくらいのところまで。

そこはほら、わりと落ち着いたところだったもんでパニックになることもなく、といいながらテンションはMAX!

いつ歌った?って曲はそのあたりだったらしい。

聞けば、下の階に出てきた健ちゃんはもみくちゃになったとか。

危ないといえば危ないが、こんなことがおこるんだ!というひとときだった。

 

こんな感じで、夢見心地の横浜アリーナ制作開放席は終了した。

 

代々木は長いからどこがその席に当たるのかは全然わからないけど。

代々木の通称バボちゃん席は、ワールドカップバレーのマスコット、バボちゃんが両手をあげていることから、代々木第1体育館の天井を支える、というところからきている。

ワールドカップバレーといえばV6。

代々木は入れるだけでラッキーというプラチナチケットだから、バボちゃん席でも楽しめると思います〜

制作開放席のチャンスを手にした人は、慌てないで落ち着いて申し込んで。

当たった人は、忘れ物のないように会場に向かってください。

 

 

 

 

 

ジャニーズ

ジャニーズデビュー?はフォーリーブス。子供心にター坊はイケメン!と認識し、教室の後ろで踊っていた。子どもでも踊れるレベルともいえる。というか、どう踊っているか見える。

それから、覚えているのはリトルギャングとかJJS(ジャニーズジュニアスペシャル)とか豊川誕というのもあったな〜古すぎるか。リトリギャングの2人は今でも活躍中だ。やっちんのハイトーン、懐かしいなあ。

青山劇場に少年隊のプレゾンを観に行ったのが初生ジャニーズ。19をビデオで観て、来年は観に行きたいと思ってチケットを探した。思えば、当時はレンタルビデオでジャニーズがあったわけだ。チケットは、ぴあとかのプレイガイドではなく、ファンクラブに入らないととれないと知って驚いた。躊躇わず入会。そしてあの変幻自在なセリの青劇に驚き、二部のショーに度肝を抜かれた。今思えば、あんなに踊りながら息も切らさずに生歌ってのはないよな〜とわかるんだけど、当時はただただこんな世界もあるんだ、と。ヒガシが、「今日は日曜日でオトナの方も多いので、ちょっと座りましょうか」と言ってくれたのを今でも覚えている。

当時、私は妊娠中で、それから舞台鑑賞から遠ざかることになる。